2015年3月4日水曜日

AppVeyor でC++ の CI 環境構築


AppVeyor は .NET 用だと思ってましたが、C++ でも使えると知ったので使ってみました。

Travis CI などの CIサービスと違い、AppVeyor は Windows 環境です。
自作のテスティングフレームワークである iutest のテストを Travis CIShippable で行ってましたが、Windows 環境でのテストができてませんでした。(一応 Visual Studio Online でしてはいる。)
その辺の話は、ブログにも書いているのでそちらを参照してください。

ブログズミ: Shippable + Wandbox で C++ の CI 環境構築
ブログズミ: Visual Studio Online を使ってみた

今回、記事を書くにあたって参考にしたところ:
VisualStudio - AppVeyorでVisual C++プロジェクトのCI環境 - Qiita

SIGN UP
まずは、SIGN UP します。
PRO と FREE プランがありますが、オープンソースであれば FREE が使えるので今回はそちらで登録。
特に難しいところはないので、次行きます。


(Visual Studio Online とも連携できるんですね)

プロジェクトの作成
PROJECT ページから「+NEW PROJECT」を選択します。
リポジトリ選択画面になるので、目的のリポジトリを選択、「+ADD」を押します。


以上です。

ビルド/テスト設定
AppVeyor も他のCIサービスと同様に yaml で動作を指定しますが、Web ページ上で設定も可能です。
今回は簡単に Web ページ上で設定してみました。

ビルドはデフォルトの設定に、ソリューションファイルのパスを設定しました。


テストはビルドした実行ファイルを実行するだけですので、スクリプトで呼び出すようにしました。
コマンドプロンプトだけでなく、PowerShell も使えます。


これらの設定は yaml にエクスポートすることもできます。


実行
設定ができたので試しに実行してみました。
以下の URL から実行結果が見れます。
https://ci.appveyor.com/project/srz-zumix/iutest

バッジを付ける
AppVeyor でもバッジが付けられます。
プロジェクトの SETTINGS に Badges があるので、そこでバッジの URL がわかります。




まとめ
今回 Web上で設定をしたこと、また、ほぼデフォルトで設定できたこともあり、かなり簡単に導入ができました。
Windows 環境のテストができる CI サービスは貴重なので、今後も使っていきたいと思います。

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